みなさんこんにちは!
考察ブログ編集部担当のReiです٩( ᐛ )و
まずはじめに、たくさんの新海誠監督作品考察ブログの中からわたしの記事にたどり着いてくれた奇跡に感謝です!ありがとうございます。
今回の記事は、前回の記事に引き続き「言の葉の庭」について私なりに感想や意見、見どころなどを書いていこうと思います!
前回の記事では、謎の女性の意味深な発言から関東が梅雨入りし、謎の女性と会う機会が増え、孝雄くんが今まで誰にも言ってなかった「靴職人」という夢を打ち明ける。
孝雄くん自身、はっきりとわかっていることはたったの2つだけ。
「あの人にとって15の俺はただのガキだ」ということと、「靴を作る事だけが俺を違う場所に連れて行ってくれるはずだ」ということ。だと孝雄くんは言う。
そして最後に、謎の女性が作ってきた卵焼きを食べた孝雄くんが「んっ?!」と声を出してガリッと音を立てて飲み込む。
すると謎の女性は「自信ないから・・・料理」と頬を赤らめ、「自業自得よ」と自分のお茶を差し出す。(間接!!!!!!!!!!!!(ここ重要))
それに対し「歯ごたえ」があって美味しいと煽る孝雄くん。笑
と、こんなところまででしたね!!
最初の記事から結構進んだなあ、と思ってもまだ半分もいってないです。笑
今のところ女性の謎は深まるばかりです。
今回の記事では少し、謎の女性目線のシーンもあります。
そして、もちろん前回より更に二人の距離がどんどん近付いていきます。
梅雨が明けちゃって会う機会がなくなったり・・・
どんどん進めて行きますよみなさん!!
それでは行ってみましょー!!
思い出
さあ始まりました!!
孝雄くんの幼少期の思い出について少し書いていこうと思います。
みなさんは幼少期の思い出とか覚えてますか?
どんどん薄れてしまいますよね。
わたしが一番覚えてるのは、わたしの家族、すごいたまたまなんですけど私以外誕生日が4月なんですよ。
わたしだけ秋で、それがすごい嫌で笑、なんで4月に産んでくれなかったの!!!って泣き喚いたんですよ。笑
今思えば本当にくだらないし、無理難題すぎますよね。笑
みなさんも色々な思い出があると思いますが、孝雄くんの心にすおく残ってる思い出が、多分ここなんだろうな、というシーンです。
孝雄の兄「早く来いよ!」
孝雄「待ってよ、お兄ちゃん!」
孝雄の母「孝雄、気を付けて」
セリフは入ってませんが、お父さんも映っていますね。
ここも新宿御苑なんですかね・・・?
孝雄、兄、父「お誕生日おめでとう!お母さん!」
孝雄の母「ありがとう、三人で何選んでくれたのかな」
孝雄「んぁ!」
興奮気味のショタ孝雄可愛すぎる・・・食べちゃいたいですね
ダイアナーーーーーーーーー!!!!!!
めっちゃブランド!!!!
私ダイアナの靴なんか履いたことないですよ!!!!!
そして箱をゆっくり開ける孝雄くんのお母さん
キラッキラ!!!
正直こんなの30代後半?が履いてたらちょぅと痛々しry
きっとこの時から孝雄くんは靴に興味を持ち出したんだと思います。
そしてすぐ孝雄くんが日本庭園で居眠りしてる描写に切り替わります。
ということは、今の思い出のシーンは孝雄くんが見てる夢、ということですね。
幼少期の頃の思い出の夢ってたまーに見ますよね。
きっと、今お父さんがいない孝雄くんにとって、夢に出てくるほどこういう普通の家族の「日常」が大事な思い出なんでしょうね。
嘘
ここからは初めて雪野さん視点で書いていこうと思います。
少年が居眠りしてる横で本を読む雪野さん。
少年くんが口をつけたペットボトルを見つめていますね 。
可愛い・・・
寝ている少年を横目に見て
雪野「ねえ、私、まだ大丈夫なのかな」
と、呟きます。
世界の秘密そのものすぎいいいいいいいいいい
尊いですわ・・・
そして自分の家に帰ってきて、大きくため息をつく雪野さん。
このシーンを見る度に、「新海さんって絶対変態だよなぁ」と思います。笑
寝っ転がっててこの大きさは控えめに言ってもEですわ・・・・
雪野さんが誰かと電話している様子。
雪野「それでね、ちゃんと味がするの。その人のお弁当」
電話の相手「よくなってきたんだな、味覚、障害?」
雪野「そんなに大げさなものじゃないけど。でもね、ちょっと前までは本当にチョコレートとアルコールくらいしか味がしなかったから」
電話の相手「やっぱり、思い切って仕事辞めることにしてよかったじゃないか」
雪野「そうかもね」
動きがいちいち・・・
部屋着も・・・・
そして雪野さんのナレーションが入ります。
「この人は、いかにも優しそうに話す。まるで壊れ物に触れるみたいに」
「でも、息をするのも辛かったあの頃、あなたは周りの声ばかりを聞いていて、私を信じてはくれなかった」
雪野さんなにがあったんや・・・
「息をするのも辛い」って表現好きすぎる。
電話の相手「じゃあ、退職手続きは休み明けに。上には俺から伝えとくよ」
雪野「うん、別れた後まで面倒かけてごめんね」
えええええええ・・・元彼!?!!?!?
しかも男の家の中に女の影ありますね・・・
雪野さんのことを信じずに周りの声ばっかり聞いてた男なんて別れて正解ですわ!!!!!
電話の相手「よかったな、本当に」
雪野「え?」
電話の相手「そのおばあちゃんに会えてさ。誰ってほら公園のその弁当持ってきてくれるっていう人。お互いいい気晴らしだろ。ん、ゆっくり休めよ」
電話を切り、携帯を見つめる雪野さん。
この画像を見る限り、先程の電話の相手は「伊藤先生(CV.星野貴紀)」のようですね。
小説では伊藤先生についても結構詳しく取り上げられてるので、皆さんよかったら読んでみてください。
そして、この後の雪野さんがたまらなく大好きなんですわ・・・
雪野「あれ以来、私、嘘ばっかりだ」
「あれ以来、私」までは雪野さんのナレーションで、「嘘ばっかりだ」は雪野さんがうずくまりながら小さく呟くんですけど、そこの切り替え?がたまらなく魅力的なんですよね・・・
「あれ以来」というのは今後詳しくわかっていきます。
そしてみなさん気になりますよね!!!!
「Handmade SHOES」
という本。
次の章で出てきますよ!!!これがなんなのか!!次行ってみましょう!!
誰のかは決めてないけど
「ピピピピッピピピピッ(アラームの音)」
雪野「雨だ」
はい
寝起きの雪野さん・・・
なんかでもちょっと男っぽいですね。笑
雨で喜んでしまってるなんてもうね・・・もうですよね・・・
「(トントンットン)あっ」
いやいやいやどうしたら卵そうなるの逆に教えて・・・
てかもっと楽な割り方あるでしょ絶対・・・
電車を見送る雪野さん。
この間とは打って変わってちょっぴり嬉しそうな表情ですね。
そして7月に入りました。
先ほど雪野さんの家に置いてあった本の登場です!
雪野「ねえ、これ、お礼」
孝雄「お礼?」
雪野「結局、君のお弁当ばっかり頂いちゃってるから。欲しいって言ってたでしょう?」
孝雄「こんなに高い本!ありがとう、ございます」
興奮してる孝雄くん可愛すぎいいいいいいいいいいいい
雪野「ふっ、どういたしまして」
かわいいいいいいいいいいいいい
雪野さんを見てるとショートカットにしたくなりますね・・・
孝雄「あの、俺」
恥ずかしそうに何か話を切り出した孝雄くん。
孝雄「今っ!ちょうど、靴を一足作ってるんですけど」
雪野「すごいね、自分の靴?」
孝雄「誰のかは決めてないけど、女性の、靴です」
かわいいいいいいいい
てか改めて顔整いすぎじゃないです?????
私が思うに、この発言をする前から、「誰のかは決めてない」なんてことはなかったと思うんですよね。
雪野「あっ」
孝雄「でも、どうも上手くいかなくて、それで」
なにこの表情!??!!?!?!何回興奮させるんやあんた!!!
そして靴を脱いで足を差し出す雪野さん。
またダイアナアアアアアア!!!
足綺麗すぎません?毛一本くらい生えててもよくない?
そして絶妙なタイミングで流れ始めるピアノの音。
触れたああああああああああああああ
孝雄くんずるい・・・
うんうん86と224ね・・・
定規やらメジャーやら使ってなにやら測ってる孝雄くん。
いやめちゃめちゃ準備いいかよ。絶対雪野さんのために靴作る気満々だったやん・・・
どうしようもなく
足のサイズを測ってる孝雄くんに対して、謎の女性がつぶやきます。
雪野「私ね、うまく歩けなくなっちゃったの、いつのまにか」
なんだこの表情!!!!!!!!好きです!!!!
孝雄「それって、仕事のこと?」
敬語忘れちゃう孝雄くんかわいいいいいいい
雪野「うん、色々」
いつまでも謎の女性貫いていくうううううう
なんか二人の、毎日のように顔を合わせてるのにお互い自分のことベラベラ喋らない感じがすごい好きなんですよね。
特に雪野さん。本当に謎に包まれてる。
孝雄くんも、15歳なんて色々なことに興味あるはずなのになにも聞かない感じとか本当たまんない。
もし孝雄くんが色々わーわー言ってきたり聞いてきたりする子だったら、雪野さんも毎日のように公園に来ることもなかったんだろうな、と思います。
お互いなにも聞かない関係だからこそ、距離がどんどん縮まってるんだと思います。
謎の女性に「うん、色々」って言われた後も孝雄くんはそれ以上深入りしません。
ここまで空気読める15歳いる!!!????!
私からしても、15歳なんてただのお子ちゃまなのに、孝雄くんみたいな15歳ならありだな・・・
むしろお願いしますって感じですね!!!!!
そして、ピントが切り替わり、セリフも孝雄くんのナレーションに切り替わります。
孝雄「この人のこと、まだ何も知らない。仕事も年も、抱えた悩みも、名前さえも。それなのに、どうしようもなく、惹かれていく」
この絶妙なピントおおおおおおおおお
そしてなによりセリフですよ。ここも大好きなセリフです。
15歳の思うことじゃないでしょ・・・
でもたしかに改めて考えると毎日のように会ってるのに、何も知らないって不思議すぎますよね。
毎日どんな話してたんだろう・・・笑
「好きになった」とか「惚れちゃった」とかじゃなくて
「どうしようもなく、惹かれていく」っていう表現がまた新海さんらしいですよね。
ゆっくりゆっくり、いい間を保ちながらポツリポツリと言葉を発していく感じとか本当に好きです。
そして、謎の女性のことを意識していることを自覚してしまった孝雄くんですが、一方雪野さんはどう思ってるんですかね・・・
孝雄くんの言う通り、「ただのガキ」なんですかね・・・
次の最終章で少しだけ、雪野さんの気持ちが露わになります。
それでは行ってみましょう!
梅雨明け、雪野さんの本音
さあやってまいりました!最終章!
ここまでのおさらいをしていきましょうか!
まず、幼少期の孝雄くんと、孝雄くんお兄ちゃんとお父さんが、公園でお母さんの誕生日にまむらさきの靴をプレゼントしていて、幼いながらも孝雄くんは「それ」に興味深々である、という夢を見ている孝雄くん。
そして、元彼と電話する雪野さん。どうやら軽い味覚障害にかかっていて、チョコレートとアルコールくらいしか味がしない、と彼女は言う。
でも不思議なことに、いつも公園で会う「おばあちゃん」が作ってきてくれるお弁当は味がする、と雪野さんが元彼に伝える。
電話を切った雪野さんは、「あれ以来、私、嘘ばっかりだ」と呟く。
雪野さんはアラームの音で目が覚めるやいなや、外の様子を確認して、「雨だ」と嬉しそうに呟く。
そしていつものように公園に行き、少年に「Hand made SHOES」という本をプレゼントすると、とっても嬉しそうにお礼を言った後、少し恥ずかしそうに、誰のかは決めてないけど、女性の靴を作っているが、どうも上手くいかない、と言われ、雪野さんが靴のモデルになり、足のサイズやら周囲やらを測られる。
孝雄くんが足のサイズを測っていると、謎の女性が「私ね、上手く歩けなくなっちゃったの、いつの間にか」と唐突に言い出し、仕事のこと?と聞き返すと、色々、と濁される。そんな仕事も歳も、抱えた悩みも、名前さえも知らない女性にどうしようもなく惹かれていってることを孝雄くんが初めて認める。
と、こんなところまででしたかね!
いやーーーーーーー!濃い!!!!!
本当に今回は濃いですね!!!
最終章はかなり短めになると思いますがいってみましょう!!
ニュースキャスター「例年より10日遅く、本日関東甲信の梅雨明け宣言が出されました。都心の現在の気温は26度・・・」
雪野(ナレーション)「まるで誰かがスイッチを切り替えたみたいに晴れの日ばかりが続くようになった。あの子が授業をサボる口実が減ってよかった、なんて今更みたいに考えたりもするけれど」
「でも本当は」
「梅雨が、明けてほしくなかった」
「明けてほしくなかった」だけナレーションからセリフに切り替わるんですけど
独り言って考えると・・・
しかも本当は梅雨が明けてほしくなかった、なんて少年に会えなくなるのが寂しいって思っちゃってる時点でもう好きじゃん。ほぼ好きじゃん。
梅雨が明けても日本庭園に足を運ぶ雪野さん。
雪野「はっ」
誰かの足跡に反応しちゃってる雪野さん。
完全に期待しちゃってるじゃん・・・
観光客「あ、すいません」
雪野「いいえ」
雪野ナレーション「晴れの日のここは、知らない場所みたい」
完全に少年に会いたくなってるじゃん!!!
ショートカット似合いすぎでしょ・・・笑
この顔今までの雪野さんで一番好きかもしれない・・・
寂しそうな顔たまらん・・・
雪野さんまで孝雄くんに心許しかけてるやん・・・
今回はめちゃくちゃ進展がありましたね!
完全に惹かれ合ってるといってもおかしくない二人。
でもまだやっと半分くらいですからね!?!
まだまだどんどん面白くなっていきますので、是非最後までお見逃しなく!!
それではみなさん、最後まで読んでいただきありがとうございました!
以上、新海誠作品考察ブログ編集部担当Reiでした!